Good Life TailorーOldie Soldieのブログ

身の回りにある良いモノを題材に、ちょびっと掘り下げて、感動宿る彩りあるライフスタイルを。

不易流行-このブログの"物の見方"について-

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不易流行、という言葉があります。

【意味】 不易流行とは、いつまでも変化しない本質的なものの中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと。【注釈】 「不易」はいつまでも変わらない、「流行」は時代に応じて変化するの意。「蕉門俳諧」の理念の一つ。
引用元:不易流行 - 平明四字熟語辞典


主にビジネス用語で使われることが多いので、耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。


あ、別に毎回四字熟語をご紹介していくようなインテリジェンスなブログではありません。


僕は就職してからこの言葉を知りまして、結構気に入ったりなんかしています。
言葉の意味にもあるように、伝統やしきたりとして残すべき部分と、時代に合わせて変化すべき部分。
僕は身の周りのものには全て当てはまる概念だと思ってます。

不易と流行、両方のバランスをうまく取り続けることが非常に大切で、それが崩れてしまうと、途端に流行りに消費され、文化の廃棄物と化してしまいます。


この不易流行という言葉は松尾芭蕉の提唱した哲学というか概念になりますが、個人的にはこの概念をアメリカのカルチャーに落とし込んであれこれ考えてみるという遊びが好きです。

あ、一応この辺でお断りしておきますが、基本的に僕はアメリカにかぶれておりますので、ひどくアメリカに傾いた内容になりますよ。
あと職業柄、趣味柄、その中でも服とお酒と音楽に傾きます。


このブログは身の回りにある古き良きもの、新しき良きものに宿る不易と流行を噛み砕いたあとに、ペッと吐き出したような内容になります。


さて、話の本筋に戻りまして。

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やっと冒頭の写真ですよ。


例えばLevi's(ちなみに写真は私物の501XXです。50年代くらいのものでしょうか、詳しくはまたそのうち)

ここ日本でも知らない人はいないくらいの定番のデニムブランドですね。
遡ることおよそ160年、アメリカはサンフランシスコ。

アメリカのゴールドラッシュ期に炭鉱夫達の仕事をサポートした作業着オブ作業着、それがLevi'sのルーツです。
Levi'sのデニムのディテールには、あの有名なBENDAVISのおじいちゃん(ヤコブさん)が一役買ってるというのだから、また面白いですね。
掘り始めるとキリがありません。


詳しい歴史はウィキペディアなどでどうぞ。

そういった意味では"アメリカを作った服"と形容されることがしばしば。
501とか502とか517とか、まぁ色々型番がありますが、詳しいことはまたいつか書くのだろうと思います。

ちなみに501、502と来たので寄り道しておくと、"ンゴォォオマァールサーーン、、エドウィン"で有名なEDWINは、日本のブランドで、DENIMのアナグラムを元に、江戸が勝つという意味が語源(諸説あり)で、創業者の職人魂の込もったブランドです。※Levi'sにも503はありますけどね。

1800年代からアメリカを作り上げ、またその後の人々の生活に溶け込み、愛され、何十年ものベストセラーを誇る501などの名作を抱えるLevi's、正に"不易"の申し子ではないでしょうか。


"流行"の申し子はというと、分かりやすいところでappleなんてどうでしょう。
※本当は私物のiPhoneの写真でも載せれば良かったのですが、いかんせんヴィンテージデニムよりもバッキバキな状態に陥りましたので、自主規制です。

今は亡きスティーブ・ジョブス氏が紆余曲折色々なんやかんやありつつ率いたこのapple、映画"フォレストガンプ"では、果物の会社にされてしまっていましたが、ご存知の通り2000年代に人々のライフスタイルに革命を起こした企業と言えます。

フォレスト・ガンプ [DVD]

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はぁ、、良い映画ですよね。

さて!

無駄なデザインを削いだディテール、音楽を全て持ち出すというコンセプトのiPod、音楽以外も持ち出しちゃおうというiPhone
appleの功績は誰もが見たこともないようなデザインやユーザーインターフェイスで、誰もが想像した夢を実現したという点で、世間に与えたものは正に革命と言えるのではないでしょうか。


このように、アメリカという国は 自らの手で建国をしたという歴史的背景と、それに付随した独創的なイノベーションを大事にした文化を世界中に発信し、人々を魅了してやみません。
だから好きなんです。

以上、こんな風な価値観で本当に良いもの・良いと思えることを僕なりにご紹介して行きたいと思ってます。
毎度毎度こんな堅苦しい内容にはなりませんけどね。

まずはこのブログの価値観を少しでもご理解いただければと思って筆をとりましたが、なんだか長いですね。
今後書いていくそれぞれの記事については、もっとコンパクトにまとめていけたらなと思ってます。

ではまた。