Good Life TailorーOldie Soldieのブログ

身の回りにある良いモノを題材に、ちょびっと掘り下げて、感動宿る彩りあるライフスタイルを。

アメリカらしいシンプルなワークウェア「Snap'n Wear"中綿ベスト"」

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今回はちょっとばかし変わり種を。


Snap'n Wear
スナップンウェア
1943年以来、50年以上の間アメリカのワークウェアを作り続けてきた老舗。
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Made in U.S.A.ながらもお手頃な値段でしっかりとした作り、まさにワークウェアとしての良いところが詰まってます。
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割とアバウトな縫製なんかも、なんかアメリカっぽくて好きですよ。







パッとトップ画をご覧になった方は、

"あれ、これってあのブランドじゃないの?"

とお思いになることもあるかもしれません。






そう、TENDERLOIN。
テンダーロインに関する以前の記事はこちらから。
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このロゴ、ご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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"ORIGINAL"のフォントがなんとまぁよく似ております。


それもそのはず、このロゴは元々はアメリカでは広く知れ渡った一般的なビール"Pabst Blue Ribbon"のロゴとして作られたものです。


Pabst Blue Ribbon
1844年創立。アメリカ最大のビール会社であったこともある歴史あるメーカー。
日本でいうところのキリンやアサヒのような大衆向けのビールメーカーとして非常に有名です。

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激安ビールですが、こちらは伝統があるためか少し人気があります。30本で12.45ドル(約52円/本)。もともとはPabst社の製品でしたが、いまはミラー(労組)が作って、Pabst社が卸しています。このビールが有名になったのは、ブルー・ベルベット(Blue Velvet)という映画でデニス・ホッパー(Dennis Hopper)が演じる役柄が、"HEINEKEN!? FUCK THAT SHIT! PABST BLUE RIBBON!"と叫ぶ台詞が一役買っています。

映画でもよく使われるアメリカンカルチャーを代表する商品として知られているみたいですね。

詳しいことはわからないのであまり無責任なことは書けませんが、アメカジを主軸とするTENDERLOINも、オマージュ的な意味合いとリスペクトを込めて採用しているのではないでしょうか。








さて、例のごとく話が脱線しましたが、スナップンウェアに戻ります。


このスナップンウェアのベストになぜパブストブルーリボンのワッペンが付いているのか。


実はこのベスト、東京は原宿・三軒茶屋に展開するアメカジ・モーターサイクル系の名セレクトショップ"US"のカスタム品なんです。

US
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独自の審美眼で仕入れられるワークウェアや別注品などは本当にかっこよく飽きが来ません。
原宿に行くときは必ず寄るようにしてます。


こちらのUSが、パブストのワッペンが大量に手に入ったということでシンプルなスナップンウェアのベストにカスタムして出来たのがこのベストでした。
テンダーロインにも似たような商品がありますが、やはりアメリカ好きからすると間違いない組み合わせです。





結構身幅があるのでだいぶ武骨な印象にはなりますが、保温性もそれなりにあって、デザインの潔さも相まって僕はよく愛用してます。



イケてるブランドだから、とか、人気だから、とか表面的な理由だけで物を選ぶのではなく、しっかりと背景やバックグラウンドとなるカルチャーを紐解いてみると、意外と面白い発見があったりします。


気になったら調べてみると思いもよらない発見があったりして楽しいものです。


ではまた。

EZK

精鋭たちの七つ道具入れ「"USMCアサルトパック"」

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お久しぶりの更新になってしまいました。


この3ヶ月間、転勤に伴い池袋から名古屋への引越しとなんやかんやですっかり更新してませんでした。
すみません。


ちょいちょい落ち着いてまいりましたので、また続けてまいります。





今回ご紹介するのは、USMCのバックパックでございます!


USMC
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United States Marine Corps(アメリカ海兵隊)
何か作戦に取り組んだり敵地に乗り込む際に先陣を切って乗り込むいわば精鋭部隊。
上陸作戦などで活躍する部隊ですが、海兵隊と名前が付くのはただの名残で、航空機がなかった頃は海からの敵地侵入が当然だったため、このような名前となっているようです。なので陸戦も空戦も海戦も行います。


ちなみによく混同してしまいがちなのが、
USN
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United States Navy(アメリカ海軍)
こっちの方がたぶん耳当たり滑らかですね。なんとなく耳にしたことがある方も多いかと思います。
ご想像通りのいわゆる普通の海軍です。
僕もつい最近まで混同してました。



今回ご紹介するのは、この前者にあたる精鋭部隊"USMC"の作戦行動を支えたアサルトパックです。


企画と供給はアメリカ軍の信頼もその供給量も国内最大手のひとつ、PROPPER社です。
正に信頼と実績のミルスペックメーカー。

ミルスペック(MIL規格)・・・仕様や作りの頑丈さが求められる軍事行動において、一般的にはアメリカ軍の求める一定の基準を満たした軍用品の耐久性などの規格の総称


そしてこのアサルトパック、どこに特筆する点があるかというとこちら!!!

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なんとまぁ、"DESIGN BY ARC'TERYX"の文字が。

arc'teryxといえば、カナダのアウトドアブランドの最大手のひとつ、岩壁にへばりついて暮らしていたとされる始祖鳥の刺繍がトレードマーク。
始祖鳥というのは、arc'teryxが捉える理想のクライマー像であり、その学名がブランド名の由来だったりします。
こちらも信頼と実績のブランドによるデザインですね。
有名なモデルといえば、今や街中で見ない日はないと言っても過言ではない、アロー22。

[アークテリクス] ARC'TERYX Arro 22 BLACK 6029 【並行輸入品】

[アークテリクス] ARC'TERYX Arro 22 BLACK 6029 【並行輸入品】



名作です。




そして、ミリタリー系のバッグで1番気になるであろうこの謎の横縞。

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MOLLEシステム
MOdular Lightweight Load-carrying Equipment

めんどくさいので直訳はしませんが、軽量機材や備品をリュック単体ではなく、様々な収納部品を拡張的に付けていくことで、両手を空け作戦行動に不備がないように持ち歩くために考えられた装備構造の規格のことです。

このMOLLE対応のバッグや収納部品であれば、どのメーカーの物でも基本的には拡張が可能です。


よくミリタリー系のバッグにつけられてる謎のナイロンテープにはこんな用途があったんですね。


身近なところで言うと、最近流行りのBRIEFING製品にもよく見受けられるディテール。
BRIEFINGについてもそのうち書きます。


ショルダーストラップにも似たような構造がありまして、

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こんな風にキーホルダーを装着したりすると街使いにとっても便利です。

ちなみにこちらのキーホルダーは、アメリカはAKER社のレザースナップキーホルダー。
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1980年代にカリフォルニアで創業したレザーブランドで、その質実剛健な作りからアメリカ政府機関や、警察への供給で有名です。
その作りの良さ(アメリカ本国でのハンドメイド)から一般市場での人気も高いですね。
何と言っても特筆すべきはリーズナブルな価格帯、上の写真の物でアンダー¥3,000というから驚きですね。




ミリタリー物と聞くと、どうしても一歩引いて見てしまったり、なんかちょっとオタクっぽいというイメージを持たれてしまいがちですが、しっかりと作られている目的や背景を知ると、実によく考えられていて日常生活にもとても便利に取り入れることが出来ます。





造形全てに意味がある。


そんなミリタリー物は見ていても、使っていても、飽きません。


ではまた。


世界で1番カッコイイ蹄鉄「ホースシューリング」

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そろそろこういう物も取り上げていきます!

アメリカ好きですよ、持ってないわけないじゃないですか。

今回ご紹介するのは、

TENDERLOIN"HORSE SHOE RING"


はいもうその名の通り、馬の蹄鉄をモチーフにしたリングです。






なんか、テンダーロインって、聞いたことはあるけど、なんなんだろう。。





ごもっともです。


ブランド名こそ、有名ではありますが、その実態や詳細については一般にはしられていないとこも多いのではないでしょうか?


それもそのはず、このTENDERLOIN、ホームページもなければ、お店の電話番号も非公開。
本当に興味があって行きたい人だけがなんとか見つけて行ってみる。


なんとも隠れダンジョン的なお店なのです。



ブランドの沿革としては、90年代にデザイナーの逸見馨氏と西浦徹氏を中心にロンドン、ロサンゼルス、東京を股に掛けてリアルなストリート(この言い回しなんか安っぽくてあんまり使いたくないんですが)のカルチャーを発信するクロージングブランドとして始まりました。



何年か前までは、”日本で一番アメリカに近い街”と形容される東京都福生市にあるゴールデンティファナというお店や今年惜しまれつつ閉店した原宿の名店MADE IN WORLDなど限られたお店でしか買えない非常に希少性の高いブランドでした。
 


今でもごく限られたセレクトショップと恵比寿の直営店でしか買えないです。


際コーポレーションという会社が福生で飲食店を中心に様々なアメリカンカルチャーを提案していて、そのうちの一つにティファナもあったという感じです。



もちろんアメリカンだけじゃなく中華料理なども手広くやられていますが、さすがは「ライフスタイル創造企業」、その名に違わぬこだわりのあるお店ばかりです。



ちなみにこの際コーポレーション、渋谷のDemode9というアメリカンヴィンテージのインテリア、什器ショップも経営されていて、卓越した商品展開は目を見張るものがあります。








また脱線しました。


TENDERLOINに話を戻して、

このブランド、クロージングに対してのこだわりも並々ならぬものがありまして、非常に敬意を払うべきクリエイター集団として大好きなブランドの一つなのですが、今回はシルバージュエリーに絞ってお話しします。


服についてもそのうち書きますよ。お楽しみに。






冒頭でも触れた、モチーフとなっている馬の蹄鉄



これは西洋で魔除けや幸運をもたらすモチーフとしてしたしまれています。






サイズ展開は10号と13号のみ。
付けたかったら指を合わせるか、リングをサイズ直しするか、です。


2サイズ展開なんて寂しいことせずに、カッコイイんだからたくさんサイズ展開すればいいのに

という声が聞こえてきそうですが、このサイズ展開にもちゃんと理由があって、
ホースシューのモチーフが一番良く見えるサイズ感に合わせているのです。




付けた時の見え方についてまで本気でこだわっているからこそ、このサイズ展開なんですね。





この10号というサイズは実は発売初期は展開がなく、かの有名なCOMME des GARCONSとのコラボレーション時に女性用にも付けられるように展開を始めたとのことです。





ギャルソンとコラボしてたなんて意外でしょ。
HTC(Hollywood Trading Company)とPorterも巻き込んだ4ブランドコラボでベルトを出していたりしました。
今でもプレミア物ではないでしょうか。






サイズ展開が10・13号のみなので、小指か薬指辺りが男性だとジャストになりますね。






特にこの指にって決まりはもちろんないんですが、TENDERLOINクルーや、著名人の愛用者(木村拓也さんや藤井フミヤさんなど)は小指に付けてることが多いようです。





ちなみに幸運は、右手の小指から入って左手の小指から出て行ってしまうという言い伝えがありますので、僕はこんな感じで右手の小指に付けてます。


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幸運が入ってくる右手の小指に付けて、幸運を呼び込むという意味を込めてます。




もちろん、左手の小指に付けて幸運が出て行かないお守り、にするのも素敵です。





自分の持っているモノにしっかりと意味を持たせて、愛着を持って身に付けるという生活も、結構楽しいものです。




ではまた。



70年分の時を刻んできた現役タイムピース「OMEGA"COSMIC"」

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惚れ惚れします。

OMEGA
"COSMIC(1947)"

スイスが誇る時計の巨人たちの一翼、OMEGA(オメガ)。

そのOMEGAの創立100周年を記念して作られたのがこの"COSMIC"でした。



せ、1947年に100周年てことは、1847年創立。。。


日本でも緑のビンでおなじみ、あのカールスバーグと同い年なんですね!
正確に書くと1848年にルイ・ブラン氏によってスイスにて創設されました。








ちなんでおくと、あのカールスバーグ

カールスバーグ クラブボトル 330ML × 24本

カールスバーグ クラブボトル 330ML × 24本



OMEGAの話をしてるのにカールスバーグ(デンマーク)で例えちゃうところがなんともビールバカですね。


宗教改革に伴う争乱からいち早くプロテスタントが定着したスイスへと逃れた人々が、神に与えられた天職として、自らの仕事に励んだ結果、職人的な技術を必要とする工芸品が、産業として花開く”
引用元:時計Begin 2014SPRING号(世界文化社

そういった意味で、ジュネーブを起点として、スイスは一大時計産業国家となりました。



そんなOMEGAといえば、語る上で絶対に外せないモデルがこちら!!

正確にはもっと昔のモデルになりますが、NASAの人類史に残る偉業”有人月面着陸”をサポートした公式腕時計としてもその信頼度は抜群。

OMEGAの凄さを語る上では、コーアクシャルとか、ムーブメントの良さとか、色々とポイントはありますが、あまり分かりづらい言葉を読みやすく解説しながら書くととっても長くなってしまいますので、また別の機会に。


ここではごく簡単に、
  • NASAの宇宙飛行をサポートしたこと
  • そして今でもオリンピックの公式時計としての最多起用ブランドということ

これを書くだけで、あとはあなたが興味を持っていただけるか次第、ということにします!



ちょっと調べてみようかなと思ってもらえただけで僕は書いた甲斐があったなというものです。






ここに来て冒頭のコスミックに戻ります。






買った当時は、実はIWCの60年代の3針の金無垢と迷っていた僕が、それに比べて倍近くするこちらの時計に決めた理由がここに。







なんかこういう見出し流行ってるからやってみたかっただけです。



はい、話を戻しましてー。



  • 手巻きで約40時間の稼働
  • トリプルカレンダー(月・日付・曜日)の装備による実用性の高さ(青い針と文字盤の青い目盛りが日付を示しています)
  • トリプルカレンダーの月・曜日表記が英語表記であることの視認性(フランス語の物なども多く、英語表記は貴重です)
  • ムーンフェイズ(月齢表示)の装備(いやぶっちゃけ要らないんですよ、でもね、なんかロマンと趣があるでしょ。)

そしてなにより、発売当時から部品の交換やオーバーホール以外のメンテナンスをしていないにも関わらず、この輝き。


もう脱帽モノです。


70年選手でありながら、1週間で1分くらいの誤差なのもまた驚き!!


本当の本当の名作というものは、時代も国も世代も選ばずに愛されるにふさわしい機能と造形を携えているものです。


機能美だけでも、造形美だけでも足りないんですね。


良い買い物でした。


ちなみに買ったお店は渋谷の神南地区にある”ITEM”というお店。


たぶん20年以上になる老舗の名店です。

店員さんも凄く優しくて話しやすく、欲しい時計について親身に相談に乗ってくださいます。

10万円前後の比較的お手頃なヴィンテージも幅広く取り揃えていらっしゃいますので、ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたらぜひ足を運んでみてください!!


ではまた。

GOOD BEERS「IPAの回Part1」

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今回は趣向を変えまして、酒です。


学生時代から自他共に認める無類のクラフトビール好きでございます。


一応過去に日本地ビール協会認定のビアテイスターの資格も取っております。
失効してしまいましたが、、笑


クラフトビールとの出会いは遡ること約5年前。
当時よく読んでいたファッション誌(WARPだったかな、、)に載っていた渋谷のCraftheadsというお店で飲んだのが始まりです。

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そのときは、なんだか渋谷にそこら辺では飲めない美味いビールが飲める、西海岸テイストのお店があるらしいということで、じゃあ行ってみようと行った気がします。
良いお店ですよー!!



アメリカかぶれは当時からですね。



僕が人生最初に飲んだクラフトビールは、これでした。

ハードコア インペリアルIPAビール 330ml

ハードコア インペリアルIPAビール 330ml


ハードコアバンドをやっている僕は完全に名前に釣られて迷わず注文。



衝撃でした。

 

それまでの喉越しメインのビールとは一線を画す、複雑でフルーティな香りと甘みをしっかりと担保した上での上質な苦味。




世の中にこんなに美味いビールがあるのかと。


ハードコアIPAクラフトビールを数え切れない種類飲んだ今でも好きなビールトップ10に入る名作です。

今でこそこのハードコアIPAが飲めるお店は増えましたが、僕が初めて飲んだ5年くらい前は本当に珍しくて、飲めても半年に1回くらいのものでした。



当時からBrewdogにしっかりと目を付けていたCraftheadsはさすがですね。




このIPA、最近でこそ色々なバーで飲めるようになってきましたが、
まだまだ



IPAってなんなの?




って方は大勢いらっしゃると思うので、今回はIPAとはなんぞやというところを。


Indian Pale Ale(インディアンペールエール)の略であるIPAの起源は遡ることおよそ160年、当時イギリス植民地であったインドの商人や消費者に向けて、長い航海にも保存が効くよう大量のホップを加えて作られたのが始まりです


IPA誕生の背景には俗に言うあの、”東インド会社”が一枚噛んでいたんですね。


それが背景となって、IPAはホップがビールにおいて司る苦味を押し出すスタイルとなったんですね。



一口にビールといってもそのスタイルは様々で、日本で一般的に飲まれているアサヒやキリンなどの定番ビールはそのうちのわずか数種類の枠の中で各社の味を競っているようなイメージです。
醸造過程や材料の違いによって世界中には100を越えるスタイルが存在すると言われています!

こう考えるとビールも奥が深いでしょ?


今後も、このクラフトビールに焦点を当てたイケてる酒と名店特集は不定期的に行って参りますので、どうぞお楽しみに。

ちなみに今回特集したハードコアIPA、作っているのはスコットランドのBrewdog、ビール好きの間では”ホップの魔術師”との愛称で親しまれております。


去年日本にもオフィシャルバーを出店し、その勢いは正にうなぎのぼり。
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Brewdog以外にも世界のパンチの効いたビールがたくさん飲めますので、興味持たれた方はぜひ足を運んでみてください。


ではまた。



懐かしのディテール×最新の生地「NIKE"FLYKNIT MAX"」

ちょっと古い物寄りのポストが続いたので、今回は新しめをテーマに!

数あるハイテクスニーカーの中でも、トップクラスに気に入っているうちの1足!!


NIKE
FLYKNIT MAX

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NIKEといえばジョーダンだろ


と突っ込まれている気がしてますが、そんな似合わないので買ったことないですすみません。
1番有名なモデルといえば、まぁこちらでしょう。(ナイキ) NIKE AIR JORDAN 1 RETRO KO HIGH CHICAGO 638471-101 スニーカー エアジョーダン 1 レトロ ノックアウト ハイ シカゴ キャンバス メンズ エア ジョーダン ジムレッド US9.5(27.5cm) GYM RED×WHITE (並行輸入品)



今回は開き直ってジョーダンについては書きません!


このFLYKNIT MAX
ザッとポイントを書き出すと、
  1. 今やNIKEのスニーカーでは定番となった、糸で編みこまれたシームレス(縫い目なし)のアッパー
  2. フライワイヤー構造によりシューレースを通す各ホールが有機的に稼働し、絶妙なフィット感を実現
  3. 360℃エアによるトゥ部分のクッション性も実現


と言ったように、NIKEの持つテクノロジーの美味しいとこ取りをしたなんとも贅沢な一足。




そのため、お値段も¥23,000程とちょいと高め。
しかしながらこいつ、値段に見合う履き心地!!


あなどれません。


履き心地ならNEW BALANCEとずっと思ってましたが、正直、超えました。


あっぱれウィリアム。


正確にはウィリアム・J・バウワーマン氏。
NIKEの創業者のお名前です。
遡ることおよそ40年、アメリカはオレゴン州にて、教え子のフィリップ・H・ナイトと創業したそうです。

正確にはもう10年くらい前から、ブルーリボンスポーツ社として、オニツカタイガーの輸入などもやってたみたいですね。
なんか意外な歴史。


当時既に人気を博していたPUMAやadidasに負けない、更に安価で素晴らしいスニーカーを作るべく事業を拡大していった的な感じです。

ちなみにadidasとPUMAは兄弟が創立者ということで有名ですね。
ダスラー兄弟の意見の食い違いによりadidasからPUMAが分裂した的な感じです。
更にちなんでおくと、adidasは創業者のアドルフ・ダスラーのニックネーム"adi"とダスラーから"das"を取った、、らしい。adidasについてもそのうち書きます。



さて、話を戻しまして(本当よく脱線しますね)


このNIKEについてもうちょっとだけ小噺しておくと、


NIKEのトレードマークともなっているあの有名なマーク。













まぁ文字で書くとこんなもんでしょう。
"スウッシュ/スウォッシュ"と言います。
覚えておくとちょっと調子に乗れます。







もっと言うと、NIKEのスニーカーは品質表示を見るとモデルや色、出荷時期までわかってしまいます。



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スウッシュの下には各国表記でのサイズ表記がありますね。

その下!!!
左:11/05/13

中央:620469-001

右:03/17/14

これだけ見るとマジ暗号です。


これ実は左右の数字が、このスニーカーが製造されていた期間を表しているんですね。

上の写真で言うと、

生産開始が2013年11月5日で、完成が2014年3月17日ってことですね。


中央の数字は、
左6桁がスタイル名(FLYKNIT MAX)を表していて、右3桁がカラーリングを表しています。


カラーリングについては、数字の割り当てがあるんですが、んもう多過ぎて全く覚えられないので説明はしません。

こちらのサイトがお詳しいです。
さすがです。


ヴィンテージとかになってしまうと、ここまでわかりやすく見分ける方法がないですが、ここ10年くらいのものはこれで分かります。もっと昔も分かるかもしれないですが、そんな詳しくないです。

古着屋さんとかで見るときのご参考にどうぞ!!


NIKEについては、名作が多過ぎるので、また書くことがあるかと思いますが、今日はこの辺で。


最新のテクノロジーでシーンに合わせた最適の履き心地を提案し続ける偉大なスニーカーブランドのほんの一端のご紹介でした。

ではまた。

先人の思い出が詰まった調度品「ヴィンテージアクセサリー」

今回は、僕の私物の中から

「特にこいつは名作だな」

と思うグッズをご紹介します!
日々まぁ色々な物を買いますが、"名作であるということ"は基準として非常に重要視してます。

時代を超えて愛される普遍的なデザイン、手にしていた前の持ち主の生活や想いにまで、想像を及ばせて楽しくなってしまうようなそんな物に出会うと、ついつい財布のヒモが緩くなってしまうんですよね。


さて今回は数ある中から2点だけ!ご紹介しますが、まずはこちら!

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カレッジリング、ですね。
大学の卒業記念品として、アメリカなどで親しまれており、学校の名前や宝石が入っていたり、卒業年度が刻印されていたり、同じような形で作られるミリタリーリングには、持ち主の所属していた部隊名の略称(U.S.NAVYなど)が刻印されていたりと、その種類は本当に様々です!

現行で作っているブランドもあったり、今では記念品という意味合いから結婚指輪のデザインとして使われていたりとありますが、ヴィンテージで色々と探される方も多いのではないでしょうか。

この指輪もよーく目を凝らしてみると...

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側面に見えるのは"48"の刻印。
反対側面には"19"の刻印があります。
1948年製ということでしょうかね。

トップには"SP"の刻印があります。

"SF"なら"Special Force(俗称グリーンベレー)"かと思ったんですが、違うようです。
詳しい方教えてください笑。

おっ!と思うデザインと雰囲気のリングに出会うと、ついつい買ってしまいます。
僕は手の指が10本しかないんですけど、時計の色やその日の服装に合わせて変えたりします。


冗談はさておいて、お次はこちら!
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こちらもヴィンテージのブレスレットです。
1960年代の賜物でございます。
ちゃんと"925"の刻印もあり、素材はシルバーのようです。

なんといってもこのブレスレットの特徴はその連なっているモチーフですね。
これは"Two Faces(ツーフェイス)"と主に呼ばれていて、当時から有名なモチーフです。

スケートボード系のブランドや、日本のストリートブランドもよくオマージュで使われてますね。あとタトゥーのデザインにもよく見掛けます。
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ブランドやアーティストによって色々なアレンジが加えられてます。

モチーフの意味するところとしては、

"Smile now, Cry later(今笑い、泣くのは後で)"
元々は古代ギリシャ演劇で使われていた演劇用のマスクが起源ではないかとも言われています。
「人生で起こる様々な出来事をネガティブに捉え、過去に心配して生きるのではなく、ポジティブに前を向いて今を精一杯生きる」と言った意味でデザインされる事が多いようです。
引用元:http://www.luckyroundtattoo.com/tattoo-design/two-face.htmlより部分ごとに抜粋

なんて素敵な意味でしょう!!
今を生きる!ために毎日付けることに決めたのは半年くらい前、欠かさず右腕に輝き続けてます。


このブレスレット、買ったお店はというと、今年の初めまでは原宿にあったJAMというお店で、今は祐天寺に移転してOn the hill clothingと改名してらっしゃいます。
JAMの頃は、オリジナルブランドのWaste twice路面店としての意味合いが強かったですが、今はヴィンテージや古着メインですね。
いつもお世話になっておりまふ。

ちなみにこのブレスレット、付けるとこんな感じ。
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ツッコミづらい絶妙な腕毛の濃さ。


もうそろそろいい歳(ここでは平成生まれとだけ)なので、今だけでなく、もうちょっとだけ先にも目を向けて大人らしく生きていこうかなーとも思いますけどね!!

古き良き物を愛することもまた、大人の嗜みってことで!

ではまた!